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個人事業主の税金・手取り計算ツール(2026年分)
売上と経費を入れると、所得税・住民税・個人事業税と、最終的な手取りの目安を計算します。令和8年度の税制改正で引き上げられた基礎控除(最大104万円)に対応しています。
手取り = 売上 − 経費 − 国民健康保険料・国民年金保険料 − 税金。小規模企業共済やiDeCoの掛金は将来受け取れるお金なので、ここでは差し引いていません。住民税の均等割は5,000円(森林環境税を含む)としています(上乗せのある自治体では多くなります)。住民税と個人事業税は翌年(2027年)に払い、個人事業税は払った年の経費になります。住宅ローン控除などの税額控除、事業所得以外の所得は反映していません。住民税がかからない基準は、単身の場合の目安(合計所得45万円以下)です。
個人事業主にかかる税金の計算方法
個人事業主には、所得税(復興特別所得税を含む)・住民税・個人事業税がかかります。どれも「売上 − 経費」から計算しますが、差し引ける控除が税金ごとに少しずつ違います。
所得税 = (事業所得 − 社会保険料 − その他の控除 − 基礎控除)× 税率 × 1.021
住民税 = (事業所得 − 社会保険料 − その他の控除 − 43万円)× 10% − 調整控除 + 均等割
個人事業税 =(売上 − 経費 − 290万円)× 税率(3〜5%)
2026年分の所得税の基礎控除(令和8年度改正後)
| 合計所得金額 | 基礎控除 |
|---|---|
| 489万円以下 | 104万円 |
| 489万円超 655万円以下 | 67万円 |
| 655万円超 2,350万円以下 | 62万円 |
| 2,350万円超 2,400万円以下 | 48万円 |
| 2,400万円超 2,450万円以下 | 32万円 |
| 2,450万円超 2,500万円以下 | 16万円 |
住民税の基礎控除は43万円のままです。そのため、所得税がかからない所得でも、住民税はかかることがあります。
計算例(売上800万円・経費200万円・青色65万円・社会保険料100万円・税率5%の業種)
- 所得税:課税所得368万円 → 314,900円
- 住民税:所得割389,500円 + 均等割5,000円 = 394,500円(2027年6月から払う)
- 個人事業税:(600万円 − 290万円)× 5% = 155,000円
- 税金の合計864,400円、手取りの目安4,135,600円
ふるさと納税をする場合は、ふるさと納税の上限額の計算ツールで、自己負担2,000円で済む寄附額の目安がわかります。
申告までにやることと期限は、確定申告の準備チェックリストとスケジュール(2027年)にまとめています。
よくある質問
個人事業主の税金はどれくらいかかりますか?
所得税・住民税・個人事業税の3つで、所得や控除によって大きく変わります。たとえば売上800万円・経費200万円・青色申告65万円控除・社会保険料100万円なら、2026年分の税金は合計で約86万円、手取りは約414万円が目安です。
2026年分の基礎控除はいくらですか?
令和8年度の税制改正で、2026年分と2027年分の所得税の基礎控除は、合計所得金額が489万円以下なら104万円、489万円超655万円以下なら67万円、655万円超2,350万円以下なら62万円になりました。住民税の基礎控除は43万円のままです。
住民税はいつ払いますか?
2026年の所得にかかる住民税は、2027年6月から翌年1月にかけて、通常4回に分けて払います。金額は市区町村が確定申告の内容から計算し、通知書が届きます。
国民健康保険料は計算されますか?
計算しません。国民健康保険料は市区町村ごとに計算方法と料率が違うため、通知書の金額を入力してください。払った保険料は全額が社会保険料控除になります。
青色申告の65万円控除と55万円控除の違いは?
どちらも複式簿記で記帳し、貸借対照表を添付して期限内に申告する青色申告者が対象です。そのうえで、e-Taxで申告するか、優良な電子帳簿の要件を満たすと65万円、満たさないと55万円です。2027年分からは控除額と要件が見直される予定です。
参考にした公式情報
このツールの計算結果は目安です。税制は変更されることがあり、個別の取引の扱いは状況によって異なります。申告や支払いの最終判断は、税務署または税理士にご確認ください。最終確認日:2026年11月7日